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  • テレミートの語源について

    「テレミート(thelemitcs)」とは、フランス・ルネサンス期の作家フランソワ・ラブレー(15〜16世紀)著「ガルガンチュア物語」に登場するユートピア「テレームの僧院(theleme)」に集う人々のことです。ギリシャ神話に登場する精霊の名前からラブレーが思いついた、などの説があります。
    ラブレーは「ガルガンチュア物語」の中で、中世以来続いてきたキリスト教権力の非理性的、非論理的教義支配を風刺的に描き、人間が本来持つべき自由な精神と姿を再発見しようとしました。

    第57章 テレミートたちの生活はどのように定められたか

     彼らの生活はすべて、法令や定款或いは規則に従って送られたのではなく、皆の希望と自由意志とによって行なわれた。起きるのが良かろうと思われた時に、起床したし、そうしたいと思った時に、飲み、喰い、働き、眠った。 誰に目を醒まされるということもなく、飲むにせよ食べるにせよ、またその他何事を行なうにつけても、誰かに強いられるということはなかった。そのように、ガルガンチュワがきめたのである。一同の規則は、ただ次の一項目だけだった。

    「欲することをなせ。」

     それと申すのは、正しい血統に生まれ、十分な教養を身につけ、心様優れた人々とともに睦み合う自由な人間は、生まれながらにしてある本能と衝動とを具えて居り、これに駆られればこそ、常に徳行を樹て、悪より身を退くのであり、これらの人々は、これを良知と呼んでいる。彼らが、もし恥ずべき隷属束縛によって抑圧され屈従を強いられると、進んで徳の道に赴いた折の高貴な情念を転じて、この屈辱の桎梏(しっこく*1)を除去しようとするにいたるのである。何となれば、我々人間は、常に禁断されたことを行わんと企て、拒否されたることを欣求(ごんぐ*2)するものだからである。
     こういう自由な気持ちがあればこそ、・・・・

    *1. 行動・生活などの自由を厳しく束縛するもの。
    *2. (仏)よろこんで求めること。積極的に求め願うこと。