16 March 2009
環境建築家が手掛けた
次世代型住宅の撮影
自由が丘の駅から街の喧騒を抜けて徒歩約10分。見た目だけではなく、モダンなコンセプトで建てられた住宅の撮影に行ってきました。
設計は、2005年に完成した金沢駅の設計で、石川景観大賞などを受賞した建築家の白江龍三さん。白江さんは、耐震、免震などの技術面だけでなく、自然環境にやさしく、そして自然の光や熱を利用した、省エネでエコな仕組みを建築に取り込むことを強く意識されている建築家の一人です。
今回の住宅は、2階建地下1階の建物で、外壁はメッシュ状の金属の素材が使われていますが、将来的には植物が壁面を覆う予定で、夏には、室内は涼しく、外に向けてはヒートアイランド対策を考えられているようでした。 内部は、白い大理石(だと思いますが)の床と吹き抜けが印象的な、白を基調とした超モダンなデザインになっています。2階のリビングの天井はガラス張りで採光は抜群。夏など日差しの強い時は、電動のシェードがこれを覆います。
日没後のまだ少し明るさの残る空を待って、開放的なダイニングを撮影してみました。自由が丘の住宅街に居ながら天空にいるような気分になる部屋ですが、夜にはガラス張りの天井から、星が見えるのでしょうか…