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L'église abbatiale Sainte-Foy

Conques, Aveyron, Midi-Pyrénées
France

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コンク(Conques)の聖フォワ(サント・フォア)修道院と教会。
8世紀にスペインのイスラム教徒から逃れた修道士によって建てられた小さな礼拝堂が始まり。9世紀、幼くして殉教したという聖フォアの聖遺物がコンクに運ばれ、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへと向かう巡礼者たちが立ち寄るようになった。礼拝堂は教会として建て直され、12世紀には、他の巡礼地に倣い*十字架型のバシリカ様式へと改築された。
フランス革命後、コンクはかなり廃れた状態になったというが、19世紀から修復と再建を経て、'98年、聖フォワ修道院と教会、ドゥルドゥー川に架かる巡礼者の橋は、ユネスコの世界遺産に登録された。

*十字架型

教会の建物を上から平面図として見た時に十字架型をしている意。
本来バシリカは、古代ローマの建築様式であり公共建築物などに用いられた。列柱によって大空間が分けられていることを特徴とする。キリスト教が広まるにつれ教会建築にも取り入れられ、十字架型に応用されるようになったそうだ。